明治二十六年六月二十七日
紀州の事件に付伊勢津橋本より電報来たりそれに付事情伺

さあ/\尋ねる処/\、前々に一寸尋ねる処一寸諭したる。一寸に言わん。一度二度で行かん。諭したる。行かんなり運んだる。心に差し入りて事情高き所知らず知らず。なれど十分これだけしてこうと、心にあれば又事情、他に高き所事情で遅るなれど、遅らして置くがよかろう。十分一つ改め。他に事情一つ/\事情によって又遅れる。なれど心得んなあ。又精神心事情あれば運んでもよい。なれど、恩と言うなれど、これからこうせえでもと言う。そこえ/\他に言い聞かす処、当たり前なら行かんならん理ある。なれどどちらも同じ理、皆兄弟々々の中に刃物三昧と言う。親子の中刃物三昧と言う。踏み損えさしてはならん。篤と事情考え、事情運んでくれるよう。
何分書面では委細分かり兼ねますから、呼び戻したものでありますか、押して願
さあ/\まあ/\、一寸はんどう言う、言うだけ言うたら理出るのや。疾うと運ばにゃならん。重々そのまゝ放って置く事出けん。日が長ける。こゝまで運んだら十分運んである。一時呼び/\返やし、これではいかん/\理ある。さあ/\まあ/\、一寸はんどう言う、言うだけ言うたら理出るのや。疾うと運ばにゃならん。重々そのまゝ放って置く事出けん。日が長ける。こゝまで運んだら十分運んである。一時呼び/\返やし、これではいかん/\理ある。
一人呼びにやりましょうか願
さあ/\その場/\、一時早く運んでくれ。一人やれ/\。さあ/\その場/\、一時早く運んでくれ。一人やれ/\。
平野楢蔵やりますと言うて願
さあ/\事情々々、とんと分かろうまい/\。なで折角と言う、こらどういうもの、心あろう。じっと早く急いで。早くじと。さあ/\許そ/\。さあ/\事情々々、とんと分かろうまい/\。なで折角と言う、こらどういうもの、心あろう。じっと早く急いで。早くじと。さあ/\許そ/\。

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