明治二十六年六月二十二日
前川菊太郎妻こたま身上の願

さあ/\尋ねる事情/\、身に心得んと言うであろう。心得んと言う処尋ねる。身上は案じる事要らん、案じてはならん。なれど身上心得んたる処聞き分け。どうでもこうでもいんねん事情以て引き寄せたる。これから先長く事情、日々誰言うとも分からず、よう聞き分け。事情運ぶ。どうでもならん。道の処何かの処、それ/\理に掛けて運ばにゃならん。道に持って道に伝う。世界理に伝う。入りたというばかりではならん。これから先長い。内なる者や。何も言わいで、大抵入り込んだ理がある。入り込んで来たばかりではならん。事情は世界鏡と言う。万事聞き分け。諭し置こう。

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