明治二十六年六月十四日
本部事務所及び墓所事務所に昨夜盗人入りしに付願

さあ/\一寸尋ねる処まあ思い掛け無い事、ついに無い一寸初めてどういう事も尋ねるであろ。事情諭し置く。どんな者も入り込む。何処から思うて居る事情何時とも知らん事情降り湧く。どういう事吹き湧く。善い事もある、悪い事も降り湧いて来る。一時の事あんな事日もあって了う。心の事情さえ、我々だけの事皆一つ/\の心と言う。西を向いて住む者、東向いて住む者、北向いて住む者、南向いて住む者、一時に向けば中一つ事情難しうてならん。四方向いて居れば一つの息、一つの理が治まろ。闇の晩危うき理を遁れ、あちら零れもの拾い、喰べるもの無し。ごもく場で拾うようなもの。心が無くばそれ/\。
又押して、警察署へ届の件願
さあ/\尋ねる。何にも包む事、一つの理が解けば一つのものを何する。一つの理が分からん。西向いてる、東向いてる。今に諭したる。よう聞き分けにゃ分からんで。さあ/\尋ねる。何にも包む事、一つの理が解けば一つのものを何する。一つの理が分からん。西向いてる、東向いてる。今に諭したる。よう聞き分けにゃ分からんで。

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