明治二十六年六月二日
諸井ろく再度足痛に付身上事情願
さあ/\尋ねる事情/\、小人たる処にて不思議なる、いかなる事であろう、いかなる事情であろう。変尋ねる事情、どういう事さしづしよう。いかなる事聞き分け。皆々という処/\と言う。それ多くの中と言う。これ事情一時尋ね出したる事情、直ぐと取り運ぶと言う。だん/\事情、尚々事情、一つ何故一つ治まらんなんだ、一つ思うなれど、一時立ち帰り治めると言う。よう聞き分け。事情聞いたら事情諭しある。立ったる処言うまで。何が不都合でならん/\。ならんやない。何でならんやない。どういう理でならん。皆同じ事情、その日取り扱うと言う。息の間違い、そこで理外れる。何遍外れても、事情及ばす。万事治まり居る処、万事心得ある。又々の処から、又々諭ある。これから先大きなる処治め。小人たる処、案じる事要らん。一寸も案じる事要らん。案じてはならんで。