明治二十六年五月三十一日
新潟地方信徒治め方に付、本部より派出の願
さあ/\尋ねる事情/\、所と言う。一寸には不安なもの、ふわ/\したもの、前前一度なあ、この者なあと、暫く抑えてある。一寸には取り付く所有って無き故、抑えた。今の処一寸だん/\運び掛けたる。一度という、大変な処、一度では純粋一つの理は治まらん。ふわ/\した所は、ふわ/\ながらの方がよかろう。仕切ってこうと言えば、又理が発しる。一時見合わすがよかろう。
日和佐西川派出の願
さあ/\同し理やで/\。大層立てゝした処が理はあろうまい。今一時の処取り締まりと、事情堅くと言う。堅くと思うが、堅くにならん。さあ/\同し理やで/\。大層立てゝした処が理はあろうまい。今一時の処取り締まりと、事情堅くと言う。堅くと思うが、堅くにならん。