明治二十年一月十日(陰暦十二月十七日)
飯降伊蔵を通しておさしづ

さあ/\これまで何よの事も皆説いてあるで。もう、どうこうせいとは言わんで。四十九年前よりの道の事、いかなる道も通りたであろう。分かりたるであろう。救かりたるもあろう。一時思やん/\する者無い。遠い近いも皆引き寄せてある。事情も分からん。もう、どうせいこうせいのさしづはしない。銘々心次第。もう何もさしづはしないで。
一月十一日(陰暦十二月十八日)朝教祖の御気分宜しく、御床の上にて御髪を櫛けずらせ給う。十二日(陰暦十二月十九日)夜も亦御伺いの事に付、真之亮の御返事を待ちたりしに、明方三時頃その返事あり。よりて真之亮に、前川、梶本両人差添いの上、教祖に伺う。

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