明治二十六年五月十四日朝
本席俄かに御身上願
さあ/\人は人で放って置かにゃならん/\/\。めん/\はめん/\さえの事、勤めたらよいで。こっからこうしたら、どんな思わく一つと言う。人は人、機嫌向かん/\。これだけ心に持って置かにゃならん。何もどうもならん。一つ許せば切りが無い/\。
押して願
さあ/\それから一つ掴まえたら、どうしてくれ、こうしてくれと言う。めん/\はめん/\だけの事に運んで置くがよい。どんな処もある、分からん処もある。めん/\はめん/\だけ。こうして一つ分かる。何処まで遠く所は一つ、小さい処からめん/\もこうと言う。先々は又他に一つ事情、めん/\機嫌に委せ置くと言う。さあ/\それから一つ掴まえたら、どうしてくれ、こうしてくれと言う。めん/\はめん/\だけの事に運んで置くがよい。どんな処もある、分からん処もある。めん/\はめん/\だけ。こうして一つ分かる。何処まで遠く所は一つ、小さい処からめん/\もこうと言う。先々は又他に一つ事情、めん/\機嫌に委せ置くと言う。
又暫くして
もうねきへ頼らんがよいで。頼れば抜き差しもならんようになるから、随分頼らんようにするがよいで。もうねきへ頼らんがよいで。頼れば抜き差しもならんようになるから、随分頼らんようにするがよいで。
赤十字社の事情に付願
さあ/\尋ねる処/\、さあ/\どういう処からこういう事、成程思うやろ。なれど一つ事情、善き事半分、どういう事と言う、半分どうと言う。なれど一度の事なら注意運ばして、そんならと言うてやるがよかろう。注意は、別に注意の上注意してやらにゃならんで。さあ/\尋ねる処/\、さあ/\どういう処からこういう事、成程思うやろ。なれど一つ事情、善き事半分、どういう事と言う、半分どうと言う。なれど一度の事なら注意運ばして、そんならと言うてやるがよかろう。注意は、別に注意の上注意してやらにゃならんで。