明治二十一年四月十七日
平野トラに付願

いかなる処、よる心ちゃんと分かって居る。今まで道、十分澄み切りて、たゞ一つ曇り有った。夫婦身の内発散、すっきりしてある身なら、実の心。夫婦別段心風吹けば、荒風が中る。実一つ改心の心、天の処、理を以て治めさしてある。これが一つ不足。一つよの処預けて、よふかしほんに。

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