明治二十六年四月十五日
山沢為信身上願

さあ/\尋ねる事情/\、小人たるに身の処心得ん/\、いかなるも心得ん。尋ねる処、尋ねば事情諭し置こう。よう聞き分けて置かんならん。何名中の一人、小人という、身の内心得ん。いかなると思う処、何名何人同じ理、よう聞き分け。又後一つこれ事情いかなると思う処、何名何人中と言えば、事情治める処、皆いんねん以ての事情。これ一つ事情で、心勇んでくれ。楽しみと言えば何ぼうでも楽しみ。何名言えば楽しみ。身は案じる事要らん、案じてはならんで。

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