明治二十六年二月八日
本席御普請間取九間として願

さあ/\尋ねる事情/\、建家一条理を尋ねる処、さあ/\事情々々、よく事情諭し、又々理諭し理あろ。一時改めて一つ事情、改めて一つ、皆々事情、一つ治まれば皆治まり、又一つ諭す。一日という二日という、計り難ない。成らん事情、一日の事情幾度事情、何度心治まれば日々と言う。よう聞き分け。頼もしいや/\と心勇めば勇む。一たいから又事情一日なりと急ぐは、皆事情掛かるなら、一時心それそれ、又々運べば万事治まる。尋ねる事情、先ず/\治まれば一つ治まり、又治まり掛かる。事情は何時でも許そ。何時でも掛かるがよい。

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