明治二十六年一月二十四日
西浦弥平次男三治郎及びやゑ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\内々さあ事情身上に一つ、又身に一ついかなる事であろうだん/\思う処、よく事情聞き分けにゃ分かり難ない。どういう事であろう。何か違う、何が間違う。これを一つ台によって、身に一つ間違いあろまい。前に一つ大変なる、内々一つ大変掛かり、もうどうなろう一つ及び、いかなるも定め居るによって、身が速やかな理よう聞き分け。内々一寸これまでどういう事も皆信ずる中に、難しい事も聞き、難しい事も見、運んだる。難しいなればどうと必ず持たず、一軒限り一人限り、だん/\聞いて事情一つ、身上案じる事要らん。こう成ればどうというは更に持たず、いかなるも大難小難。これ一ついかなるも聞くであろう。これ定め、又いんねん諭すであろう聞くであろう、又見るであろう。これ聞き分けにゃ分かり難ない。事情安心、よう一時心理、今年もやれ/\又来年もやれやれ、永く道のため、一つ理なら何処までもと。日々という、よく事情聞き分けてくれるよう。