明治二十五年十一月四日
檜作徳治長男菊松二十九才右は二十四年陰暦十一月より行先分からずに付願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\とんと心得んという事情、一時の処どうなりたともこうなりたとも、一つ道分からん。道尋ねる処よう/\の処、事情に取り、一つめん/\事情聞き分け。一時の処では、遠く事情と言えば遠くなれど、一時じっくりと心治めてみよ。よう聞き分け。一寸には分からん。どういうものと分からん。なれど、戻るで。心定め。よう/\から心尽す。これまで聞き分け。めん/\かりもの諭する理、一つはいんねんも諭する処、聞き分け。一時心定めて通りてくれるがよい。一寸暇が要る。なれど、戻るで。

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