明治二十五年十月十四日
深谷伊勢国派出の処願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ一度はこうと言うであろう。一つ行て万事何か思う処思う処、何程行てというは、重々の理であろ。なれど、よう聞き分け。一つ諭せんならん。一つ言葉というは、生涯に残る。重々の理は、互いに心得。同じ兄弟兄弟は互い美しい通るが兄弟。めん/\理が立てば、二つになる。二つ理は世界に見難くい聞き難くい。めん/\注意第一であると、諭し置こう。これよく諭してくれるよう。万事聞き取れ。

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