明治二十五年九月二十三日
梅本こま身上願

さあ/\尋ねる事情/\、身に一つ不足という。いかなる事であろう、どういう事であろうと、日々忘れる事あろまい。日々どれだけ楽しみ、何の楽しみあれど、身上理に一つ不足あれば、どれだけ美しい、どれだけ長いといえど、身が不足なれば、どうもならん。今一時大事。一つは案じ無きよう、心定め。綺麗な花やと言う。いつ/\までといえど、又幾年何年経ってある美しい花といえど、どうであろうと言うては、綺麗な花とは言われん。よう聞き分け。暫く事情、案じる事要らん。案じてはいかん。これだけ早く諭して置こう。

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