明治二十五年九月十九日
岡本久太郎妻かつ四十才身上願
さあ/\事情尋ねる。身の処、一時の処にては大変なる処思う処、これまで長らえの処/\、一度一つ事情又事情、たんのう治まれば一時の処、暫くなれど大層。これまでの処、治まれば治まらんでない。事情大層であれど、たんのう治めば一時とは言わん。これまでたんのう治め。又たんのう事情は、大変なる事情である。なれど、前々からたんのう治めて、又たんのう治めば、一時治まらんではない。よく聞き取りて、たんのうさすがよい。
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