明治二十五年七月三十日
岡田文治郎小人身上願(田原)
さあ/\尋ねる/\。小人一条事情尋ねる処、いかなる処尋ねる。いかなると思うは理なれど、よく聞き取れ。折角のあたゑにどういうものと、事情、よう聞き分け。一時の処では、折角と思うやろ。先々も案じる。よく聞き取らにゃ分からん。これまで順序尽す運ぶ事情は、日々受け取る。受け取るなれば、内々不足はどういうものと思うなれど、折角こうした処がなあ、という事情は更々持たず、諭する理、いんねんの理も聞き分け。必ず、これはなあという心を持たず、一つの理を治めてくれるよう。