明治二十五年七月十六日
寺島治三郎三十才行先の処分からざるに付願(日和佐講元)
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情は、まあ一寸には遠くという。分かり難ない日々なれど、これ一つ悔やしむという。よう聞き分け。一つにはどうという、こうという、治まらん。先々運ばにゃならんと言う。こら理であろ。なれど、まあ千日五箇年という。これ一つ治めば、又分かるであろ。これ一つ諭して置こう。
押して千日五箇年と仰せ下さるは如何なるどういう処でありますか願
さあ/\まあ/\一寸分かり難ない、遠く事情何であろう。日々事情諭したる。それまで治めてくれるよう。年限日柄諭したる。よう聞き分け。後々先々、思うは理であろう。なれど、分かり難ない。人々一つ差し入りて治めてくれにゃ、分かり難ない。これ諭し置こう。さあ/\まあ/\一寸分かり難ない、遠く事情何であろう。日々事情諭したる。それまで治めてくれるよう。年限日柄諭したる。よう聞き分け。後々先々、思うは理であろう。なれど、分かり難ない。人々一つ差し入りて治めてくれにゃ、分かり難ない。これ諭し置こう。