明治二十五年七月五日
中村初治郎三十八才身上願
さあ/\身上事情尋ねた/\なら、話し事情聞いた。いかなる理も治まれば直ぐと治まる。世上日々に運ぶ。だん/\道もあろ。世上一つの道第一に心に掛かる。心に掛からんよう一つの道、辺所一つの理であろが再々事情、それで世上一つの道一つの道が掛かる。日々の道に治めてやろ。一つの理いつ幾日聞いた。どんな道が被り、難というは無きもの。些か身に心を尽さにゃならん。暫くまあ/\身の苦しみ、世上成程々々教一つの理、だん/\心運んで、辺所だん/\運ぶ事情めん/\。