明治二十五年四月十七日
山瀬文次郎妻トヨ四十五才目の障りに付願

さあ/\尋ねる事情/\、身上事情一つありて尋ねる。さあ/\幾重も聞いて居る。見て通りたる。身上事情ありて、よう聞き分け。十分の中に未だという一つ理がある。十分の中に未だという理がある。これ一つ聞き分け。案じる事要らん。一寸事情あれば、案じる。案じる事要らん。これまで難しい中という。どんな中でもしいかり聞き取りて通れば、案じは要ろまい。さしづは間違わん。さしづ以て通れば、危なきあろまい。これだけという、たんのう安心。日々安楽という赴こまい。どんな山中も、越したら往還と諭したる。どうなりこうなり治まりたら、たんのう治めてくれるよう。案じる事要らん。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です