明治二十五年三月二十五日
宮田善蔵事情願

さあ/\尋ねる事情/\、思えども、一つ/\願え出る事情一つ、一時尋ねる処、事情めん/\も一つ心治まる。互い/\一つ定め。定めて、心に、事情だけは委せ置く/\。
押してこれに付宿屋致し度き処願
さあ/\事情々々、前々事情に諭したる処、前々事情に諭してある。一寸掛かるという、どうであろうと思う。前々諭したる処、心得の事情に委せ置くと、諭したる。心だけは許し置くによって、案じ無くして運ぶがよい。さあ/\事情々々、前々事情に諭したる処、前々事情に諭してある。一寸掛かるという、どうであろうと思う。前々諭したる処、心得の事情に委せ置くと、諭したる。心だけは許し置くによって、案じ無くして運ぶがよい。

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