明治二十五年三月三日
北口楢蔵身上伺

さあ/\尋ねる一条/\、一時事情身の処迫り、どういう事であろ。もう尋ねる事情/\、理は諭しある。人間事情も諭しある。もう一度という事情、事情は一時に迫り切りて、順々内々尋ね出る事情、いんねん事情理は計り難ない。どういう事であろ。なれば一度ならず二三度事情いかゞある/\。一時もうであろ事情、順々の迫り頼り無きと思う。皆さして居るであろ。悟り取る事情も諭しある。二度事情に諭すであろ。諭してくれるよう。

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