明治二十五年十二月二十一日
日々おさづけ本席へ運び居る処、日々つかえるに付、いかように運ばして宜しきや伺
さあ/\尋ねる事情/\、事情判然以て一つ諭したる。なれど一日々々事情世界事情、だん/\の事運ぶに運べん。事情々々は一日一席、三名一つの理定めたる。なれど遠く遙々運ぶ処、一時受け取らにゃならん。事情の処一席三名、一日どうもならん処、特別又一席なろまい/\。事情一日の一席、朝に一席の処、二席これは常詰。又尋ねる処、夜々事情、日に四席々々、許そ/\。暫く朝々、又夜分々々、速やか運んでやってくれ。