明治二十五年十二月十一日
増野正兵衞身上の願
さあ/\尋ねる処/\、さあ一日の日身上という。身の処理を尋ねる処、尋ねにゃ一つ分かろうまい。いかなるもよく聞き取れ。前々さしづ一つ、それ/\家内事情ありて尋ねる。又尋ねて成程改めば速やかというであろう。身上左程事情、よく事情々々聞き分け。程無う一つ治まれば後々急いで一つ心洗う。急いで掛からにゃならん。万事一時諭し、一時始め掛け。さしづ一つの理はいつの事やない。理は変わらんなれど取りよう一つという。身上案じる事は要らんで。
押して本席普請の事願
さあ/\皆掛かる/\、掛かるで/\。よう聞き分け。掛かりてくれるで/\。それ/\事情他に事情皆掛かる。これ一つ諭し置くによって、よく聞き取りて置かにゃならんで。さあ/\皆掛かる/\、掛かるで/\。よう聞き分け。掛かりてくれるで/\。それ/\事情他に事情皆掛かる。これ一つ諭し置くによって、よく聞き取りて置かにゃならんで。