明治二十五年十二月五日
教祖御改葬当日事情に付願

第一、弁当二十五日に出す願さあ/\尋ねる事情/\、だん/\の処であろ。一日を以て大層であろ。尋ねる処、速やか許す。成るだけの処は、許し置こう。
第二、御酒を豊田山麓にて与うる願
さあ/\尋ねる事情、所はどうでもよい。なれど、願わくという事情諭そ。まあ、こゝでは不都合。そこ/\の心もあろ。内々ではと思うやろ。なれど、心胆ぢば一つの理という。さあ/\一寸取り扱い難くい。あちらへ人、こちらへ人、どうで混雑であろ。こうしたら勝手がよいと思うやろ。なれど思やんすれば、分からんやあろまい。さあ/\尋ねる事情、所はどうでもよい。なれど、願わくという事情諭そ。まあ、こゝでは不都合。そこ/\の心もあろ。内々ではと思うやろ。なれど、心胆ぢば一つの理という。さあ/\一寸取り扱い難くい。あちらへ人、こちらへ人、どうで混雑であろ。こうしたら勝手がよいと思うやろ。なれど思やんすれば、分からんやあろまい。
第三、弁当置場南のやしきにする事
さあ/\尋ねる処/\、これはもう重々一時の理に許し置こう。さあ/\尋ねる処/\、これはもう重々一時の理に許し置こう。
第四、本部員分教会長乗馬の事
さあ/\尋ねる事情/\、皆それ/\心を運び尽す処は許す。なれど、まあ一寸には控えんならん処もある。多くの中という、群衆の中という、馬の数を許し置こう。さあ、三三一二三ともいう。これも乗る事は出けん、引馬同然。この理を分からんならば尋ねるがよい。鮮やか分かるやろ。さあ/\尋ねる事情/\、皆それ/\心を運び尽す処は許す。なれど、まあ一寸には控えんならん処もある。多くの中という、群衆の中という、馬の数を許し置こう。さあ、三三一二三ともいう。これも乗る事は出けん、引馬同然。この理を分からんならば尋ねるがよい。鮮やか分かるやろ。
第五、分教会長夫人支教会長夫人乗車する事
さあ/\よう聞き分けにゃ分からん。後々の処は、車や馬やというは、すっきり払う。よう聞き分け。長々の道を通りて今日の日、よう/\の日結構一つの理、大切一つの事情と言えば、よう聞き分け。送りは送りだけの事運んでくれ。馬や車はすっきり要らん。皆それ/\やれ嬉しい、やれ楽しいという。難行苦行の道を通りた日を、よう思やんしてくれるよう。さあ/\飾りを付け引馬同様という。それ一つは神乗馬、一つは斎主の馬、一つは副斎主の馬という事情に治めてくれ。さあ/\よう聞き分けにゃ分からん。後々の処は、車や馬やというは、すっきり払う。よう聞き分け。長々の道を通りて今日の日、よう/\の日結構一つの理、大切一つの事情と言えば、よう聞き分け。送りは送りだけの事運んでくれ。馬や車はすっきり要らん。皆それ/\やれ嬉しい、やれ楽しいという。難行苦行の道を通りた日を、よう思やんしてくれるよう。さあ/\飾りを付け引馬同様という。それ一つは神乗馬、一つは斎主の馬、一つは副斎主の馬という事情に治めてくれ。
第六、墓地にておつとめを致しましても宜しきや、又は世界の事情もありますで玉串だけに致しましても宜しきや
さあ/\尋ねるやろ。尋ねば事情、一時に諭し置こう。一日の日とも言うてある。順序一つ尋ねる通り許し置こう。つとめという、心に勤めさえすれば、一時に受け取る。さあ/\尋ねるやろ。尋ねば事情、一時に諭し置こう。一日の日とも言うてある。順序一つ尋ねる通り許し置こう。つとめという、心に勤めさえすれば、一時に受け取る。
第七、刻限に掃除という事あるに就て願
さあ/\もうこれ一日の日を、だん/\追い詰めてある。日柄も先ず無い。又一つ天災という事情も聞き分けにゃならん。掃除は、万事の処に心を治めてくれ。掃除掃除天災一つの理は計られん。よう/\の事に治めたる。大層は十分に受け取らん。成らん処は十分受け取る。心勇んで運んでくれるよう。さあ/\もうこれ一日の日を、だん/\追い詰めてある。日柄も先ず無い。又一つ天災という事情も聞き分けにゃならん。掃除は、万事の処に心を治めてくれ。掃除掃除天災一つの理は計られん。よう/\の事に治めたる。大層は十分に受け取らん。成らん処は十分受け取る。心勇んで運んでくれるよう。

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