明治二十五年八月二十一日
前川菊太郎小東こたま縁談の事情陰暦九月頃執行願

さあ/\尋ね出る処、ころりと間違ってある。縁談尋ねるまで。三名話したる処、ほのかの理、これ一つ聞き分けにゃ分かり難ないで。さあ/\改めて談じ合うて、話し合うて、何が違うてあろう。ようこれを談じて、まあ三名話し合うたる。合うた話やあろうまい。それ/\掛かる処あろう。又世界掛かる理もあろう。又不自由理もあろう。これまで始めたる処から、二代三代見分けてくれ。三名話説かにゃなろまい。それ/\事情、万事の理に掛かるという。

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