明治二十五年八月十二日
村田長平身上事情の願

さあ/\いかなる事/\、度々事情、それ/\諭したる。あら/\それ/\事情以て運び、先々改め、どうでも先々運び事情であろう。これだけしたなら治まるか知らん。なれど治まらんという。これ遙かという。尋ねる事情速やか事情、先々事情寄りようて/\、先々楽しみも結んであろう。何の事であろう、もう治まりそうなものやという。もう長くやない。愛想尽かすやない。ほんに話通り聞き分けて、長い事情であろう。皆長い、どういうもので集まりたる、中に不足どうという更に持たず、治まり難くい処から治まりたる。不自由思う、不自由思えども暫く/\事情であろう。愛想尽かさず、よう日々運んでくれるよう。

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