明治二十五年六月十七日(陰暦五月二十三日)
村田長平身上より檪枝村堀内与蔵家内中ぢばへ引き寄せ、又檪枝の方は堀内菊松残し置く事の願
さあ/\事情尋ねる処/\、一つの事情、一時理を以て一つ治まり、事情一つの事情、一時尋ねる処、事情理は同じ理と思え。理と言えば日々多くの中暮らす中、暮らす処、一時の処、一寸どうも、一時の一つの旬という理がある。後々繋ぐ/\、残し順序、先々楽しみ、夫婦ともいう。後々理を残したる処立てにゃなろまい。旬という理がある。一時の処運び難ない。さあ/\取り損いあってはならん。夫婦一つ一人先一つ、治めかた事情、治めかた後々楽しみ、理を取り違えてはならん。
又さしづ
夫婦先々、先の事楽しみ分からんにゃならん。小人夫婦と言えば一時に悟るであろう。夫婦先々、先の事楽しみ分からんにゃならん。小人夫婦と言えば一時に悟るであろう。
又押しての願
さあ/\未だ分からん。一つ事情、一時分からん。一人小人育て置き、先々長く長く諭したる。一時運んでもよき、家内一時早く諭もある。小人第一事情を日々治めたる。その夫婦その事情運んでもよい。後々事情に治めたる処、これよく聞き取らにゃなろまい。これよく聞き分け。さあ/\未だ分からん。一つ事情、一時分からん。一人小人育て置き、先々長く長く諭したる。一時運んでもよき、家内一時早く諭もある。小人第一事情を日々治めたる。その夫婦その事情運んでもよい。後々事情に治めたる処、これよく聞き取らにゃなろまい。これよく聞き分け。
又さしづ
未だ分からん。小人という、小人という理がある。小人日々に大切育てたる事情、それに夫婦の理が無くばなろうまい。内々先々長く、今から運んで無きもの。未だ分からん。小人という、小人という理がある。小人日々に大切育てたる事情、それに夫婦の理が無くばなろうまい。内々先々長く、今から運んで無きもの。
又さしづ
さあ/\分かり掛けた/\。その事情なら何時なりと運んでもよい。親一つ互い互い、あちらも身や、こちらも身や。これ一つの理に諭してくれ。さあ/\分かり掛けた/\。その事情なら何時なりと運んでもよい。親一つ互い互い、あちらも身や、こちらも身や。これ一つの理に諭してくれ。