明治二十五年五月二十八日
播州地方村方より信徒へ改式を止め、村方の付き合いと言うて信仰を止めるに付願

さあ/\通る道、一つの事情/\、幾重々々先通る。大変事情思う。にをいがけという。古き諭にある。一人の精神の事情あれば、一国とも言う。思う事は要らん。見てみよ。案じてならん。暗い所は通さん。あちらでこうじゃ、こちらであゝじゃ、談示一つ思うやろう。案じる事は要らん。だん/\始め掛けば一日々々、重々の理が積む/\。積んだ後というは、今までの道を通したも同じ事、身の内という理があるで。これ一つ聞き分けたら、何にも案じる事は要らん。心無う諭してくれ。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です