明治二十四年九月八日
山沢為造子供咳く事情よりの願
さあ/\一度話、二度話、三度話。一度聞く、二度聞く。聞けば一つ理もある。小人事情どういう事であろう。咳く。何が急くとも分からん。万事治まり内々一つ早く事情、どういう事で咳く。よく聞き分け。長らえての処でありて、これまで送り来たる処、めん/\それ/\順運んでない。これ急く。つい/\思うて延ばし。よく聞き分け。事情一時ともいう、夜々という。どんな理も夜。それ/\事情一時の処に治まり、めん/\つい/\思えども、日々遅れたる。それで夜。それ身上から十分一時急き、何時にても一席許す。身の処から尋ね、十分諭し、さしづ聞いて自由治め来たる。一名二名三名、めん/\早く事情、これまで渡してある。早く/\何時にても一席許すによって。