明治二十年
萩原治兵衞五十七才身上願

さあ/\尋ねる/\。よう聞き分け/\。めん/\どういう事も、尽す理も無い。歎く/\すぅきりやめにせよ。残念々々上ぼるのやで。今までのこうのう尽し誠積み、一つ/\分かり来てある処、成程今まで尽しこゝまで尽したと思う心じいと治め。めん/\の身の処不足ありて、これまでの処、尽したる処ありて通れて来たと思て治め。よう聞き分け。世上見てたんのうと。

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