明治二十五年三月十日夜十時
山本利三郎身上障りに付願

さあ/\身の処/\、身は切なく成る。どういう事で成る。どういう事尋ねるまで。前々それ/\話、又々それ/\事情に諭したる。多くの中よう聞き分け。一人のためやない、二人のためやない。一度事情又々事情、頼る/\事情寄る事情、いついつ話々の事情、一名話やあろうまい。一人なりと早く心運ぶ処、尽す処の一つの理は受け取る。外々事情それ/\事情、急ぐ事情やあろうまい。何度事情一つの心どうでもじいくり。一度の理があれば、どんと見るよ行くよ。いつ/\までやあろうまい。よく聞き分けにゃなろうまい。
押して願
さあ/\何にもこれ気不快一条事情万事治め。どういう事一条のさしづを以て、それより聞いて一時手を打って、成程と心を運び、一つ治まりた安心の理を以て、心事情あれども、思わく/\身上から事情聞き取りて、身上ありての事、どれだけの事思えども、たゞ一つの身上。見るも一つ、聞くも一つ、楽しみも一つ。どれだけの事情も一つ理、よく聞き分けて、何でもなきと思えば何でもない。よう聞き分け。身上迫りて発散して、満足理を治め。どんな事したって、身上から思わねばならん。身上事情あれば、渡るに渡られん、越すに越されん。どんな事も見たであろう、聞いたであろう。身上案じる事要らん。取りよ聞きよ一つの理を案じる。これよう聞き分けてくれ。さあ/\何にもこれ気不快一条事情万事治め。どういう事一条のさしづを以て、それより聞いて一時手を打って、成程と心を運び、一つ治まりた安心の理を以て、心事情あれども、思わく/\身上から事情聞き取りて、身上ありての事、どれだけの事思えども、たゞ一つの身上。見るも一つ、聞くも一つ、楽しみも一つ。どれだけの事情も一つ理、よく聞き分けて、何でもなきと思えば何でもない。よう聞き分け。身上迫りて発散して、満足理を治め。どんな事したって、身上から思わねばならん。身上事情あれば、渡るに渡られん、越すに越されん。どんな事も見たであろう、聞いたであろう。身上案じる事要らん。取りよ聞きよ一つの理を案じる。これよう聞き分けてくれ。

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