明治二十五年三月一日
今村斧太郎筑前へ行くか又は大阪の方に居るや願

さあ/\尋ねる事情、所々又所どちらどうという処、どちらよかろ尋ねる。思やん尋ね事情、諭する理というは、聞き取って置かにゃならん。早く処、後々事情、事情一時に渡られまい。さしづを以て運び掛け。遠く所大変、近く所まのまゝ。遠く治まれば近くも治まる事情、一寸いう処は、近くの理からぼつ/\遠くの理という。遠く一つの理は分かろうまい。近く所から遠く、どちらへも早く/\思わく分かろまい。近く所から遠く事情、早く事情諭し置く。遠く所から運べば、それ/\の事情、近く所から運べばそれ/\の事情、この事情から諭し置こ。

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