明治二十年
佃巳之吉三十一才身上願(池之嶋村)

さあ/\/\身の処一寸心得んと分からん。分からんと尋ねる。しいかり聞き分けば、分からんでない。身の処かりもの処、理を聞き分けば、理を弁え。めん/\癒る癒らんという処、それ世界皆同し兄弟や。神はをや、世界は皆かしもの。救けたいは一条や。多くの中/\、心通りを皆現わしてある。前生や/\、前生のいんねんや。理を聞き分け。生まれ更わり/\、前生のいんねんや。心通りを皆映してある。この理をよう聞き分け。めん/\皆同し兄弟や。めん/\も同し兄弟なら、めん/\もあんな身ならと思て成程と心治めて、たんのうをせねばならん。成程の道を知らして置こと。

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