明治二十五年二月十六日
増井りん身上事情願

さあ/\身上一条尋ねる事情、身に一つ処/\、さあ/\思う処、一時一つ事情、どういう事でなる。何程、どれだけと思うとも、速やかならん。尋ねば諭し置こう。すうきり一つ事情、一時この処、又々内々事情の処、どうでも心に掛くる。さあさあ若き事情、一つ事情、何か治まりてある。そこでめん/\心に掛からんよう。よく長き深き事情以て一つ治めて、身上かれこれの心使うまで何か委せ置いて、めんめん心を治めてみるがよい。

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