明治二十五年二月十四日夜十二時二十分
永尾よしゑ身上未だ速やかせずに付願の処へ、桝井伊三郎、高井猶吉園原へ出越し、上田ナライト同道で帰り来たりし故その事情も併せて願
さあ/\/\事情々々々々、さあ事情、身に一条事情、身に一条事情聞けば一寸一つ。そのまゝの身の自由又候どういうもの/\、どういう事である。さしづ聞いて一つ運んで、一つさあ身上迫る。一寸事情言えば難しと思うやろ。聞けば難しと思うやろ。もう安心。さあ身の処事情、身の処、さあ/\まあ一寸にはこうせいと言えば案じるやろ。さあ/\安心々々事情、道にそれ/\事情々々事情々々。
押して清水与之助より、安心の事情と仰せ下されますは世界の道を運ぶのでありますや伺
さあ/\/\/\世上の事情、事情運んで安心々々言うて聞かせ。どんな道もあるで/\。さあ/\/\/\世上の事情、事情運んで安心々々言うて聞かせ。どんな道もあるで/\。
押して、今晩運ばんなりませんか
さあ/\まあ/\一寸一時何ともあろまい。なれど安心の道。案ぜるやないで/\。どんな道も通すで。さあ/\まあ/\一寸一時何ともあろまい。なれど安心の道。案ぜるやないで/\。どんな道も通すで。
暫くして
さあ/\世上に一つの道あって一つの理、争いの事情、世界明らかの事情、何もこうしたらどう成る、とも思うやろ。案ぜるやないで。さあしっかりと言うて聞かせ。言うて聞かさにゃならんで。何も案じるやない。道を通すのやで。さあ/\世上に一つの道あって一つの理、争いの事情、世界明らかの事情、何もこうしたらどう成る、とも思うやろ。案ぜるやないで。さあしっかりと言うて聞かせ。言うて聞かさにゃならんで。何も案じるやない。道を通すのやで。