明治二十五年一月二十六日
節会は従来の通り執行せねばならぬものにや、又今年鏡餅少し改めても宜しきや願

さあ/\尋ねる事情、さあ/\年々の事情、又年々の事情、なれどこういう理を尋ねる。尋ねるからは一つさしづに及ぶによって、しっかり聞き分けにゃならん。年年という、だん/\という。一つどういう年もある。日々の処という、年々の処という、心に掛かるだけ運ばにゃならん。世上に一つの理はあろう。他に一つの理もあろう。大儀と思わず運ばにゃならん。又心に掛かる理もある。これだけ諭し置くから、談示一つの理に委せ置こう。

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