明治二十五年一月十二日正午
本席身上御障りに付伺
さあ/\/\、尋ねる事情さしづいかなる事、どういう事、さあ/\話や/\、どういう話、尋ねた話、一日の日どういう事、何でも勤めようと思う。勤めにゃなろまい。勤めさゝにゃならん。日々の処の理はどういう事と思う。よう事情を聞いてくれ。どういう事情聞いてくれ。どう言うやら分からん。事情日々それ/\皆々、それ/\働き、日々尽して居る。その中何も分からん、何も知らん者も道具と言うなら、余程破損なりてある。どうか修復してなりと使うという。年限々々と言うて、日々おぢば/\と言うは、世界諭す心からおぢばと言うて出て来る。話を聞かし、大抵々々の処は、絡み繋ぎてある。これから幾年経てばどんなもの、何年経てばどのようになるという。何年経たいでも、何時道が開くやら分からん。日々重々の事務を取らにゃならん。掛かり掛けたで。掛かり掛けたら、どれ程突っ張って居る者でも一寸外す。外せばこだわるにもこだわられよまい。早く知らしたい事がある。これより先/\、古き事情尋ねるまで。積もり/\た事情はあ/\、治まりたなあと言う、済んだなあと言う、はあなあと言う、一日の日の思やんが違うたなあと言う。さあ/\早く事情を急ぐから、一寸抑えてある。何名つかえてある。朝起き掛けるなれどどうもならん。一席三名、一日の日に余儀無く事情、又遠く事情、どうもいかん、もう一日であろかと言う。これもどうも見て居られん。一席三名出して/\世界出し切るまで出すで。世界中すっきり繋いで了う。繋ぎ掛けたら一重にも二重にも繋ぐ。繋げば出るにも破られん、入るにも入られん。一重破っても又一重、切れんように繋いで行く。日々さづけ/\の繋ぎやない。世界中の心の理を繋ぐのや。さあ二重にも三重にも繋ぐ。さあ年限の道、三年やろうか、五年やろうか、一年やろうか、今やろうか、これは分かろまい。なれど後々の年限を思やんしてみよ。さあ/\、後々の事をよく思え。先の事は言うまでや。はあというようなものが出来る、と言うて聞かしても応えん、諭しても応えん。誰とも言わん。さあ、これからは大手行き抜けの道を開く。大手の道を開けねば出入りが出来ん。大きなものへ入れて、じっとしてあれば、口説くばかりでどうもならん。そこで大抵の道を開ける。大手の道を開けば、自由の道を付ける。席が休めば又遅れると思うやろ。何時起きて席を勤めるやら知れん、一日も休ません、休まさせんで。これよう聞いて置け。