明治二十五年一月十日桝井安松十六才三島へ寄せて頂く願さあ/\一時尋ねる事情/\、さあ/\まあ前々以て諭したる処、心一つで一度生涯という。又一度どうよこうよ、一日すまず通らず通り難くい。追々積んで追々運ばんならんから、一寸始めて又々一つ心治め。道すがら見て、聞き分けて、追々一つ/\重なりて、追々心通り委せ置く。 お気に入りに追加