明治二十五年一月十日
増野正兵衞身上願
さあ/\尋ねる/\、身上から尋ねる。いかなると思う、万事治め方難しいであろう。これ一つ勤めにゃならん。又内々こうした理を治めにゃならん。又こうという理あろう。よう聞き分け、めん/\身がなあという処話してくれ。聞かして聞き分け。見てみにゃなろうまい。これ聞き分け。いんねんと理あろう。この理聞くまで内々たんのうさしてやりてくれ。これだけ諭しだけこうであるというは、内々治まる。さしづは人間心でないと、聞かし取らしてくれ。それより身の処よく聞き取りてくれるよう。