明治二十五年一月八日
本部東手へ南北八間に二東西五間の二階建普請御許しの願

さあ/\追々仮家建ち/\、事情々々尋ねる処、まあ仮家建ちなら仮家建ちの事情以て、大きなもの建てゝ、何時どんな事に取り掛かるとも、納めるとも分からん。何時にてもどちらへ直す、こちらへ直しても心に思わんよう。心のため一つ理諭し置こう。

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