明治二十四年
小西幸治郎六十一才身上願(宇陀郡神戸村大字西山小西定吉父)

さあ/\よう聞き分けてくれ。何程の理がある。何程こうがある。思やんもあろ。世界を見分け、世界を見分け聞き分けという。第一身はかりものと、内々家内一人一人、一人限りのもの聞き分け。先ず/\世界のもの見分け聞き分け。何程どうしたと言うても、隔て無い/\。内々の処十分尽した故、内々理を下されたと、理を諭すだけ。めん/\成程と心定まるなら、身は速やか成る。話伝え。

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