明治二十四年十二月三十日
川合トヨ娘七才身上願
さあ/\遠く事情、事情一つ遠く事情/\一つ尋ねる。順々幾重の事情、これまで詳しく諭すれど、一つ事情取る。取りよで大変事情変わる。そこで一つ諭す事情、難しい。めん/\取りよありては、治まる治まらん。これ一つ治まる事情、そこでさしづ難しい。さしづは難しい事はない。なれど、聞きよが難しい。そこで一日の処二日なり、三日なる。だん/\日を送り、そこで日の処不足なる。だん/\送り、これまで日柄どんな年限あれど、どうなりこうなり治めたる。女一条聞き分け。所隔てゝ日々という。これ一つ聞き分け。子供という、身の処治まらん道やあろまい。思わく治めたる処、辺所あちらこちら、一つ道によって遠く何でも運んだる処、日日という。これ一つ分からんではならん。不足々々思わらせんで。頼り無きと思わず、いんねん一つの理諭すであろう。諭す処聞き分け。これ詳しく書いて、事情諭してくれ。