明治二十四年十二月十六日
松田源蔵二十三才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、身の処、まあ何度の事情幾度の事情、再々再度の事情、身の処不足なるウヽヽヽ、よう聞き分けてくれ。分かり難ない。もう余程年限も経つ。運ぶ。はっと思た事情もある。事情どういうものと思う。よう聞き取れ。内々一つ事情、一寸見れば成程という事情、他にもあろ。一時早く諭さにゃなろまい。たすけ事情も幾筋もある。信心をする。たすけをする。心にたすけの事情無くばなろまい。はっと思うたる。分からんやあろまい。一つ定めさしてやれ。だん/\の内、はっと思うたる日もあった。事情によりてさっぱりという事情も通りた。話々の理を聞かば、分かるやろ。愛想々々の理は思わぬよう。一寸運ぶ尽す理によって、事情も遁れ、はっと思う事情は遁れん。たすけ一条も幾筋千筋の事情、早く事情諭してくれ。成るもいんねん成らんもいんねん。これさえ分かりたら、日々頼もし事情もあろ。これをよう諭してやってくれ。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です