明治二十四年十一月三十日
村田小人四才身上願(郡山部内)
さあ/\尋ねる事情/\、小人たる処尋ねる事情、身の処にて判然ならん。どういう事であろう。日々の処であろう。事情悟れ。身上事情あれば、尋ねる。尋ねば、さしづ。一度の理は生涯と治まる理。一度の処にては不自由であろう。諭す運ぶ処、日々受け取る処、又身上いかなる処日々であろう。よう事情悟りくれ。諭す処にいんねん諭すであろう。運ぶ処日々であろう。これ悟りて来れば、いんねん分かる。いんねん一つ内々聞き分け。よく聞き分けて世上理を見よ。後々話やあろまい。それより内々治めてくれるなら、何にも案じは一つも無い。これ一つ、よう聞き分けてくれるよう。