明治二十四年一月六日
加藤徳平娘よそ十九才身上に付事情願

さあ/\尋ねる処/\、まあ一寸分かり難ない。なれど、内々の処にてこうという処、暫く置いてやるがよい。さあ/\堅いようにありて見難くい処がある。成らんから思い立ったる理は、受け取らねばならん。成っても成らいでも、という。それから追々の事情、はあと思えば又順々明らか。これだけ諭すによって。
押して願
さあ/\前に尋ねて、前にさしづという。一寸の処は見る処に、今と言えば、心がいずむ。そこで、心分かり難ない。内々の処にて、事情皆同じ事。大層運んではいかんで。さあ/\前に尋ねて、前にさしづという。一寸の処は見る処に、今と言えば、心がいずむ。そこで、心分かり難ない。内々の処にて、事情皆同じ事。大層運んではいかんで。

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