明治二十四年十二月二十九日
増野松輔身上の願

さあ/\今までだん/\諭してある/\。どういう事であろう。一時の処にては日日楽しみ。しっかりなあ。善き処の理には一つなあ、日々思う。見て頼り無いと思うやろう。よう聞き分け。今の内それ/\家内、それ/\いんねん以ていんねん。それ/\よう聞き分け。聞いた理は日々通る。なれど眺めてこれ第一、日々なあと思う処、一つ澄まんという。一つ気に赴むかん。日々十分である。いんねん一つ通りて又一つ、これ一つ諭し置く。一つ鮮やか計り難ない。一つ順々運び、世界理という。世上どうしたさかいにどう、必ず持たず。これ一つ諭し置こう。

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