明治二十四年十二月二十五日
松村ツル身上障りに付願
さあ/\小人の事情を尋ね出る。いかなる事と思うやろう。こうして居れば、一時小さいと思う。内々これはどうであろうと案じる。一時の事情に案じる事要らん。一日見ればどうと映る。一つは末代ものと思う。生涯と思うなれど、事情によって小人こうなれば末代と思う中に案じる。成らんと思う事情、小人たる処、大層一時どうではない。内々こうしたらと、順序鮮やか理、事情以てすれば一時治まる。
押して、分教会の食事と家の食事と同一に致せしも、右は分割して然る可きや、又は同一にして然る可きや伺
さあ/\事情々々、身上から事情尋ねる。先ず/\今の心では、内一つの理がある。又世上一つの理ある。表一つの理がある。これ三つの理一つという。どちらこちら理があっては何たると思う。一つ理定める処、大きと思わば大き、これから定めば案じる事要らん。思やん内々一つ理がある。いんねんから聞き分けば、どんな事も分かる。どれだけと思えど、いんねん見て内々世界と思えば、どんな理も治まる。大きは大き、又世界という理があるから、どうせいともこうせいとも言わん。どのくらいと言うたて、越せんという理を聞き分けば、速やか分かる。大きいと言えば大き、これと言えばこれ、又さしづ出け難ない。銘々さあと言えば、越せんと定めば大き、一つ大き心、これだけ諭し置こう。さあ/\事情々々、身上から事情尋ねる。先ず/\今の心では、内一つの理がある。又世上一つの理ある。表一つの理がある。これ三つの理一つという。どちらこちら理があっては何たると思う。一つ理定める処、大きと思わば大き、これから定めば案じる事要らん。思やん内々一つ理がある。いんねんから聞き分けば、どんな事も分かる。どれだけと思えど、いんねん見て内々世界と思えば、どんな理も治まる。大きは大き、又世界という理があるから、どうせいともこうせいとも言わん。どのくらいと言うたて、越せんという理を聞き分けば、速やか分かる。大きいと言えば大き、これと言えばこれ、又さしづ出け難ない。銘々さあと言えば、越せんと定めば大き、一つ大き心、これだけ諭し置こう。