明治二十四年十一月三十日
梅谷とみゑ五才胸先迫るに付願

さあ/\尋ねる事情、小人たる処、いかなる処、障りどういう事であろう。計り難ない。一つ精神定めてこうと言うように間違いは無きなれど、一つ随分何か万事の処、ひろめ一条、たすけ一条、後々仕切りて、又こうという。暫くたすけ一条、互い/\、又こうすればこうと言う。それは互いに理を治め、又こう/\諭すれば、又々の事情になり、これ心得ん。これ一つ掛かる事情。

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