明治二十四年十一月十九日
増野松輔少しおたすけ蒙り今一段おたすけの程願

さあ/\一時尋ねる事情、尋ねる身の処、長い間であろう。どんと思案付こうまい。これまで何度、事情運べども尽せども、判然の理が無いという。一寸の事情に大層という。なれど一時どうではない。一日二日三日間の事情見て、ほんに成程治まり難ないなあという。それに又一時、どんな理も見にゃなろうまい、聞かにゃなろうまい。これ一つ諭し置く。又内々から話、どういう事も見るであろう、聞くであろう。それより治め。内々これまで分かり兼ねた理もあろう。大切理も寄せてくれねばならん。これ一つ諭し置く。

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