明治二十四年十一月十六日
松村吉太郎腹つかえ胸痛むに付願

さあ/\尋ねる事情/\、どうも心得ん事情である。身の処心得ん/\事情じゃあろうまい。一時一つの理を運ぶ中や。尽す中や。心一つの理集め尽す運ぶ理は、日日に受け取る。又々一つの事情どういう事、身の処心得ん、よう聞き分けて置け。多くの中、だん/\の中、善き事一つ又一つ、万事一つの理に掛かる。当る先々の道も長く、一時の処諭す理と、分かる分からん一つの理がある。これより先長く、心も長くの道、日々である。日柄刻限の道までも、前々事情に諭してある。理を治めてくれるよう、聞き分けてくれるよう。

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